アトピーを正しく理解

お子様の皮膚のトラブルの大半を占めるアトピーは、皮膚の乾燥から痒みを伴い、我慢出来ず刺激を与えてしまう事で更に症状が進行してしまう、何より本人にとって辛い病気です。実際には幼少期の発症から一進一退を繰り返し、成人に近づくに連れて自然治癒が叶いますが、近年では「大人アトピー」と称される成人後も症状が治まらぬ方々も増加傾向を見せており、中には更なる重症化が見られる方々もいらっしゃいます。

乾燥を伴うアトピーには適切な保湿対応が不可欠です。ですがお子様が幼稚園から学校と集団生活の時間が長くなるに連れ、在園在校中には環境的に十分な対応が難しいのが現状です。更に成人後も症状に改善が見られぬ方々の場合、一定年齢を過ぎて肌の老化の兆候が見え始めれば、より一層自力回復への期待が難しくなるのも厳しい現実です。

私達にとっての皮膚は体内の大切な臓器器官を守るプロテクトのみならず、適正に体温を保つなど、健康的な生命維持に欠かせぬパーツです。ですが常に外気に晒され続け、さまざまな刺激をダイレクトに受け続ける部位であるが故、一旦耐え切れぬダメージを負ってしまった場合、あるいは体内のメカニズムに狂いが生じた場合など、俄に危険を知らせるシグナルの如く、アトピーなどの異常症状が発症するのも特徴です。ここではアトピーを正しく知る再検証作業を進めると同時に、肌のバリア機能の向上をもってアトピーの発症や症状悪化を防ぐ方法に関してご紹介申し上げます。